はじめに
こんにちは!あろまろっぷです!
楽天証券のハッピープログラムが改悪という情報が飛び込んできたので詳細を確認してみました。
結果として、私が積立購入している投資信託の場合は進呈ポイントが4ポイントから3ポイントに下がってしまうため、25%減のダメージです。
以下に変更内容の詳細をまとめましたので、ぜひ影響を確認してみてください。
ハッピープログラム進呈ポイントの変更内容
今回の変更では投資信託の信託報酬における代行報酬手数料の値によって銘柄がグループ分けされることになりました。
具体的には以下の表の通りです。
※楽天証券のホームページより引用
銘柄グループ | 進呈ポイント | 6/25時点の銘柄数 | 定義 |
A | 10ポイント | 43 | 信託報酬率のうち当社が受取る代行報酬手数料率(税込)が、年率1.00%以上の銘柄 |
B | 5ポイント | 1,872 | 信託報酬率のうち当社が受取る代行報酬手数料率(税込)が、年率0.50%以上1.00%未満の銘柄 |
C | 4ポイント | 702 | 信託報酬率のうち当社が受取る代行報酬手数料率(税込)が、年率0.05%以上0.50%未満の銘柄 |
D | 3ポイント | 7 | 信託報酬率のうち当社が受取る代行報酬手数料率(税込)が、年率0.036%以上0.05%未満の銘柄 |
対象外 | – | 3 | 信託報酬率のうち当社が受取る代行報酬手数料率(税込)が、年率0.036%未満の銘柄 |
今までは一律4ポイントだったのですが、2021年8月1日からは、この銘柄グループごとに進呈ポイントが3〜10ポイントとなります。
具体的な銘柄名は? eMAXIS Slimへの影響はある?
具体的にどの商品がどの銘柄グループに属するかは以下のPDFにまとめられています。
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/pdf/info20210625-03-01.pdf
上記資料から多くの人に影響しそうな商品について抜き出してみました
銘柄グループ:C (4ポイント)
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全世界株式))
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))
- 楽天・新興国株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(新興国株式))
- 楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(米国高配当株式))
銘柄グループ:D (3ポイント)
- eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)
- eMAXIS Slim 全世界株式(3地域均等型)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
対象外
- SBI・先進国株式インデックス・ファンド(雪だるま(先進国株式))
- SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま(全世界株式))
- SBI・新興国株式インデックス・ファンド(雪だるま(新興国株式))
人気のインデックスファンドが軒並みD以下にされている印象です。
まとめ
多くのインデックス投資家に大人気のeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)やeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が銘柄グループ:Dに分類されてしまい、付与ポイントが4ポイント/10万円から3ポイント/10万円に下がってしまっています。
私がメインで積立投資を行なっているeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は銘柄グループはDとなり、進呈ポイントが25%減です。
また投資総額は10万円超えてるけど10万円に満たない商品もある場合はどうやって計算されるの?と言った疑問もあるかと思います。
その答えは、投資信託の月間平均残高が合計10万円以上であれば、以下の様に残高で加重した申請ポイントが付与されるということです。
計算式
引用元:https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20210625-03.html
銘柄グループCの月間平均残高が67万円で、銘柄グループBの月間平均残高が9万円の場合
銘柄グループごとの残高で加重した進呈ポイントを計算します。
{(銘柄グループC 67万円×4ポイント)+(銘柄グループB 9万円×5ポイント)}÷10万円=31ポイント(端数切捨)
この変更を受けてどうするかですが、私個人としては特に変わらずこのまま楽天証券で積立を行います。
SBI証券でクレカ積立で1.5%ポイント還元もあるので、それとの調整にはなりますが、今すぐ乗り換えるとまではいかないくらいの変更かと思いました。
もちろん改悪自体は悲しいことですけどね。
楽天は携帯事業で赤字で大変みたいですが、そのおかげで各社の料金が下がったことも事実なので、もう少し長い目で見てあげようかと考えています。
以下の方法を使えば、ハピタスのポイントを貰いながら楽天市場のSPU+0.5倍も付与されたりするので、楽天経済圏はまだまだ強いと思います。
楽天証券のサービスだけではなくトータルで見て楽天経済圏でこのまま行くかどうかの判断になると思います。
以上、報告終わり!