資産形成ネタ

資産形成におけるコアサテライト戦略の話

個別株

はじめに

こんにちは!あろまろっぷです!
最近はiDeCoやつみたてNISAが有名になってきたのでこれらを利用して長期積立のインデックス投資をしている人も多いと思います。

長期積立によるインデックス投資は個人的に資産形成の王道である方法ことは間違いないと思うのですが、以下の様なデメリットを感じる人も多いことでしょう。

  • 資産が増えるのに時間がかかる
  • 単純におもしろみがない

この記事ではそれらを解決するためのコアサテライト戦略について紹介したいと思います。

インデックス投資の問題点?

先ほど長期積立によるインデックス投資のデメリットとして以下を挙げました。

  • 資産が増えるのに時間がかかる
  • 単純におもしろみがない

インデックス投資は特定の指数(インデックス)に沿って運用される投資信託に投資をする手法で、市場平均の成績を目指す方法です。

株式の指数に連動するインデックスファンドの平均的な期待リターンは5〜7%であると言われており、短期間で大儲けを狙える投資手法ではありません。

また、インデックス投資を始めると言ってもやることは口座を開設して購入するファンドを決めて積立設定をすることだけです。

もちろんこれらを行う前に生活防衛資金を確保する資産配分(アセットアロケーション)を決めておくといったことをする必要はありますが、これらも一度行えば頻繁に見直しを行うものではないため、インデックス投資を始めた後は基本的に定期的なリバランスしかやることはなくなります。

これは逆に言うと仕事や家事で忙しくて時間が取れなくても、なんとか最初の設定さえ実施してしまえば、あとはほったらかしで資産形成が可能だというメリットでもあるのですが、単調でおもしろみがないと感じてしまう人もいるのではないでしょうか。

そんな方にオススメなのが「コアサテライト戦略」です。

コアサテライト戦略とは?

コアサテライト戦略とはインデックスファンドの様な比較的低コストで長期的な値上がりが期待できる資産をコア資産として資産形成の中心に置き、ハイリスク・ハイリターンの資産をサテライト的に置く投資手法となります。

  • コア資産:インデックスファンドの長期積立
  • サテライト資産:アクティブファンド、個別株、仮想通貨など

コア資産とサテライト資産の割合をどの程度にするかは各人のリスク許容度によって異なるため、一概に何割が良いと言うことはできないですが、参考として私の割合はコア資産:9割サテライト資産:1割としています。

サテライトとして何に投資するかを含めて、8:2だったり7:3だったり自分に合った割合をぜひ見つけてみてください。

サテライト資産は何に投資する?

コア資産としてはiDeCoやつみたてNISAで全世界株式や全米株式のインデックスファンドに投資するが基本戦略となります。

では、サテライト資産は何に投資すれば良いでしょうか?

答えは自分が興味を持てる分野の金融商品となります。

参考に私の例で説明すると、サテライト資産として株主優待目当てで個別株に投資しています。
またビットコインも少しだけですが購入しています。

個別株はノジマやすかいらーくなどを保有していますが、ノジマは10%の割引優待券が年2回届きますし、すかいらーくは年4000円(2000円x2回)の優待券が届きます。

もちろん株主優待以外にも配当金がもらえるのでインデックス投資では感じることができないお得感を味わうことが可能です。

個別株は会社自体が倒産するリスクや不祥事等で株価が暴落するリスクがあるため、ハイリスクな投資となりますが、インデックスファンドとは異なり、短期間で株価が10倍になったりすることもあり得るので、サテライト資産として趣味の範囲で楽しむことは良いことだと思います。

まとめ

この記事では投資手法の一つとしてコアサテライト戦略について説明しました。

もちろんインデックス投資だけで特に不満もなく、順調に資産を築けている人には関係のない話題ではありますが、インデックス投資に退屈さを感じていた人はぜひコアサテライト戦略を採用していただけたらと思います。

ただ、100%インデックス投資だけ実施した場合と比較すると、サテライト部分の運用次第では100%を超える場合も100%を割り込む場合もどちらも可能性がありますので、無駄なリスクを負いたくない人にはあまりオススメはしません。

こういった投資戦略もあるということを認識した上で自分にとって最適な手法を選択して資産形成を行なっていただければと思います。

私個人としてはコア部分で順調に資産形成をしつつ、サテライト部分のリスクを許容しながら少額で投資の醍醐味も楽しめるので、趣味としてやるには良い戦略かなと考えています。

以上、報告終わり!

※投資はあくまでも自己判断でお願いします